フリーランスになったばかりの頃は、独立の不安を感じつつも、やる気に満ち溢れているエンジニアは多いです。しかし独立してから数年後、やる気がゼロになったり精神が不安定になったりするケースがあります。人によってはうつ病になってしまうこともあるため、注意しなければなりません。
フリーランスには、技術力や知識、コミュニケーション能力ばかりが重要と思われていますが、それら以外にも大切なことがあります。それはモチベーション管理と孤独感への対処です。これは仕事に集中するため、何よりフリーランスとして長く健全に働いていくためにも必要なものになります。
会社では周りも自分と同じように仕事をしているため、仲間意識からモチベーションアップに繋がることが多いです。しかし自宅で仕事をしていると人目を気にすることがありません。リラックスして仕事ができますが、気持ちを緩め過ぎるとモチベーションが下がってしまいます。そのためコワーキングスペースなど、同じように働いている人がいる場所でときには仕事をし、モチベーションを維持することが大切です。
フリーランスは煩わしい人間関係から開放されるというメリットがありますが、一方で関係が希薄になり孤独感を覚えやすいというデメリットがあります。孤独感が強まればそれがストレスとなり、うつ病の原因にもなってしまうため、特に注意しなければなりません。家族や友達など、気の置けない人と積極的に交流すると良いでしょう。